The first Sunday of Advent 〜 アドベントのお話 〜
12月に入り、点灯式でクリスマスイルミネーションの美しいあかりが灯り始めました。
今年は、12月3日の日曜日アドベントに入ります。
さぁ、みなさん準備はいいですか?
ツリーやプレゼント、音楽を聞いたり、美味しい食事やスイーツ。アドベントカレンダーをセットして、リースを作り始めたり、、、。
日本でも師走という言葉があるように、新年を迎えるこの時期は楽しいけどなんだか慌ただしいと感じることも。クリスマスカンパニーにも連日多くのお客様がご来店くださり、私達もフル回転しています。
クリスマスの準備のひとつに、ご生誕のシーンを再現したセットがあります。2020年のブログではナティビティと紹介していますがドイツ語圏では、クリブやクリッペと呼びます。(ブログはこちら→)
キリスト教徒にとってこのご生誕のシーンのセットを飾ることはクリスマス恒例の伝統です。教会はもちろん、学校や幼稚園、街中のディスプレイなどで見かけることも多くあります。
こどものいる多くの家庭でも飾られ、イエスの生誕についてこのクリブセットを使いながら説明し、クリスマスまでを共に過ごすのです。
最初は、馬小屋だけ。マリアとヨセフがそこへたどり着き、イエスが産まれ飼い葉桶に入れられます。空に星が現れ、お祝いに訪れる羊飼い。そして1月6日の公現祭には三賢者がイエスを訪ねます。こども達は想像しながら人形を実際に動かして宗教を身近に感じ、何かを発見したり遊びながら情緒を育み学んでいきます。
素材も多様で、木製、ガラス、布、陶器、プラスチック、、、など選べるようになっています。伝統的で高級感のあるものから、手作りのものまでバラエティに富んでいます。
クリスマスカンパニーではドイツからクリブセットを直輸入しています。
木製のクリブハウスとポリレジンの人形のセットは大変精巧に作られています。
また、少し大きなホーリーファミリーやマリア像も皆様に是非見ていただきたいと思い仕入れました。
マリア像は、優しい色使いで見る人の心を穏やかにしてくれるような表情をしています。幼な子イエスを抱く姿は聖母と呼ぶに相応しく、美しく静かに佇んでいます。
クリブやマリア像は最近はカジュアルに飾る方も増えています。世界中で年齢や性別、国籍、宗教、価値観など多様なクリスマスが混在している現代ですが、受け入れたり受け入れられたりすることは異なる他者の考えも尊重するということで、平和や豊かさに繋がっていると思います。
今年もクリスマスが迎えられることを喜び、お祝いの準備を始めましょう。
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