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秋も深まり、冬の訪れを感じる11月も下旬になると、街もクリスマスのムードが高まってきます。
代官山のショップもお客様が増え、今年はこのような状況下でもご来店いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
店頭では、クリスマスツリーのデコレーションを一式そろえたい、というお客様が増えてくる時期です。生まれて初めてツリーを購入するというお客様も非常に多くなります。
「何のオーナメントをどのくらい飾ったら良いのかな?」
「どうしたら素敵なツリーになりますか?」というご質問やお問い合わせをいただきます。
ツリーのデコレーションには、正解や答えは無く、お客様の好きなものを選ぶことが大切だと、私たちは考えています。
ウインドウディスプレイに飾られたツリーは、毎年コンセプトに基づいて、そのオーナメントを作る段階から合わせるように制作されています。
ツリーに使用されているオーナメントやリボンの数はお伝えしていますが、それ以外の商品になると、実際の数をイメージしにくい方が少なくありません。たくさんの商品を前に迷われてしまう方もいらっしゃいます。
そのためおまかせ頂いた場合には、より美しく上手に飾るために、クリスマスカンパニーならではの「おすすめ」をすることがあります。
デコレーションはツリーの高さとオーナメントの種類、数で全体のバランスが決まります。
個性の強いオーナメントや、色の組み合わせが多くなると、バラバラとした印象になってしまうことがあります。
その場合はお客様と相談しながら、選んだカゴの中から、種類を減らしたり、色を揃えるために増やしたりして最適な数をお伝えし、まとめることをご提案しています。言うならば「引き算の美学」でしょうか。
オーナメントには、多用しても美しく見えるものがあります。その数が適切だと配置も簡単になります。のちに、他のオーナメントを加えるときも、ふぞろいが気にならなくなり、アレンジがしやすいのもメリットです。
また、「好きなオーナメントを集めていたら、まとまりがなくなってどうしたらいいの?」という相談も多くいただきます。
その時には、ぜひお持ちのオーナメントや写真をお持ちください。
そのオーナメントの一部を生かしながら、新しいオーナメントやリボンのご紹介をいたします。
今お持ちのオーナメントのいくつかは、今年はお休みしてもらい、来年以降にまた飾っていてだけるようにご提案しています。大切な思い出のあるオーナメントは繰り返し飾っていただけたら、と思います。
クリスマスカンパニーが開店した35年前は、オーナメントを選ぶという文化は日本にはほとんどありませんでした。
街中でツリーが気軽に買えるようになり、セットではなくオーナメントをひとつずつで売るお店も大変増えてきました。
その中で、クリスマスカンパニーで一式をそろえていただけることは、私たちにとって大きな喜びであり、専門店ならではの品質と品揃えに自信を持っております。
他には無い、オリジナルで満足度の高いツリーを作るアドバイスやお手伝いをさせていただけたら幸せに思います。
お客様の多い時間帯は、お待たせすることもございます。事前のご連絡や店頭でアドバイザーについてお尋ねください。