What is your favorite color?
クリスマスツリーの飾りには、キリスト教からの由来があるものや、意味が込められているものが多くあります。
その中でも、カラフルな丸いボールを飾ったツリーは、ドイツの伝統的な飾り方ですが、なぜ、ボールを飾るのでしょうか?
中世のドイツでは、クリスマスをお祝いする際に、「アダムとイブ」が食べたと言われるりんごをもみの木に飾っていました。
りんごは、厳しい環境でも育ち、豊かな実りや太陽の恵みを意味し、お祝いにふさわしい果実だったと言われていました。
長い歴史の中で、不作でりんごが飾ることができなかったある年に、りんごの代わりに赤いガラスのボールを飾ったことが、グラスボールオーナメントの始まりと言われています。
ガラス工芸品が発達しているドイツならではの発想ですが、ガラスが持っているキラキラと反射する性質は、邪悪なものを跳ね除けるとも言われていました。ボールだけでなく鏡のかけらなどをつるすこともありました。
冬場の暗く寒い季節の中で、輝くオーナメントは、人々の心をあたためたに違いありません。
クリスマスカンパニーでは、ドイツのガラスのカラーボールを取り扱っています。今年だけの限定カラーは、トレンドとコンセプトに基づいてご紹介しています。色を組み合わせて選ぶ時は、とても神経を使いますが、楽しい時間でもあります。
今までのデコレーションに、一色付け加えるだけでイメージが変わります。ぜひ、お試しください。