Ukrainian Christmas

ウクライナ、と聞いてみなさんが思い浮かべることはどんなことでしょうか?

東ヨーロッパですがロシアの隣に位置し、それぞれの文化や特徴がミックスされたとても魅力的な国です。

ウクライナのクリスマスは正教会のユリウス歴にのっとり、1月7日にお祝いをしていました。

近年は、世界のカトリックのグレゴリオ歴で祝う1225日が一般化してきつつあります。その両方を尊重しその両方を祝日とし新年をはさんで2回お祝いをしながら2週間ほどを楽しみます。クリスマスマーケットは1220日前後から翌年の1月10日頃まで行われます。

そんなウクライナのクリスマスですが、実はケーキやプレゼントなどでお祝いはしません。

クリスマスは家族や親族で祝う大切な時間で、キリストが生まれたとされる一番星を見てから、みんなで食卓を囲みます。そのメニューは野菜中心、1日をかけて12種類の料理を作って食べます。

家族でクリスマスキャロルを歌ったり、将来を占うクリスマスの占いをしたりして、心を落ち着かせゆっくりと過ごします。

ウクライナの伝統的なクリスマスツリーのオーナメントは蜘蛛の形。それは昔、貧しく優しい女性の家にあったクリスマスツリーにクモが糸を張り、その糸が翌朝に金と銀になったという言い伝えからだそう。最近ではもちろん、いろいろなオーナメントが販売されています。

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クリスマスカンパニーでは、7年前からウクライナのオーナメントを直輸入しています。

豊かなアイデアと素材をミックスさせて、ウクライナらしいオリジナリティあふれるクリスマスグッズを販売しています。

KozaDereza(コーザデレザ)社のオーナメントは、これまでに見たどのオーナメントとも違う、新しいアイデアと温かい熱意を感じます。

安全性の高い塗料のみを選び、素材は製品になるまでたくさんの工程を経て手作業で完成されたものは環境にも配慮されています。

ファブリックのオーナメントは、布を丁寧に優しく縫い、高品質のアクリル絵の具を使って手描きをします。紙の上の平面なスケッチでデザインしたものを、ファブリックのボリュームある形の上で描くと、絵が全く違って見えることが多く、何度も改良します。素朴な手触りと安心な素材のオーナメントは、ウクライナでは、赤ちゃんのおもちゃとしても選ばれているそうです。そして、ふんわりと甘い香り。これは、色付けする時にカカオを加える事で、癒しを与えてくれます。

型抜きのオーナメントは、紙とそば粉と小麦粉を使用しており、特別に作られた形にいれオーブンで焼き上げます。すると固くなり、壊れにくく、軽いオーナメントが出来上がります。オーナメントを飾る時に、枝がしなってしまう事のない様にと、きめ細やかな配慮を感じます。

デザイナーのビクトリアは、才能と生活に密着したアイディアに満ち溢れています。幼かった子供達も成長し、行動力もプラスされた今、彼女の世界は大きく広がっている様にみえます。私は、そんな彼女をデザイナーとして人としてリスペクトしています。

また、輸出担当者のアナスタシアも相手を気づかう心が伝わってくるようなサポートをしてくれる、素敵な女性です。

 

彼女達の気持ちや情熱がオーナメントを通して、皆様に届くことを願っています。

ウクライナは、輸入貿易するには難しい問題が多くあり、輸入できない地域もまだあるということがあります。分断している社会や宗教があることも現実です。

ですが、このオーナメントやご生誕の飾りを見ていると、クリスマスを祝う人々の色々な事を包み込むような優しさがあり、心穏やかに新年をむかえらるために繋げてくれる、、、そんな気持ちになります。

これもまた、「ウクライナらしさ」なのだと。