Let’s enjoy the moment.

1986年クリスマスカンパニー 1stANNIVERSARY

 

 

アドベントカレンダーの残りの扉も少なくなってきて、クリスマスまでのカウントダウンが始まりました。

この時期は取材を受ける事が増えて、そちらをご覧になったお客様などのお問い合わせもいただいています。

クリスマスカンパニーがオープンした当初は本や雑誌、テレビがメインでしたが現在はインターネットでの取材も増えています。また、私たち自身で、このブログやInstagramなどでお伝えする事も可能になりました。

今回、POPEYE web というサイトの12月のミニコラムを書かせていただいています。全4回の2回分がアップされています。

ぜひ、POPEYE WebのTAWN TALKをご覧ください。

コラムを書くにあたり、色々と考えました。思い返せば昔の代官山は、POPEYE Olive 片手に大人に憧れた若い子が来る街でした。私もそのひとりでした。

2000年に代官山アドレスができて、若い人が増え、それから、およそ10年後に旧山手通りに蔦屋書店ができた頃から更に若返ってきた印象です。しかし、代官山を訪れる感覚は、昔とは全く違うものだと思います。

クリスマスカンパニーにも、POPEYEの読者層にあたる若いお客様が去年から多くなってきたと思っていました。

そして、その若い世代が購入していく商品が、またとても興味深いのです。

20年以上前から扱っているドイツのクリスマスカードがあります。ノスタルジックなサンタクロースや、愛らしい表情のこども達、冬の風景などが描かれていて、ロングセラー商品です。大袈裟ではなく、それを初めてご来店されたとみられる若いお客様のほぼ全員が購入していかれます。

「どこかで話題になっているのかな?」とスタッフと話もしましたが、理由はわかりません…ファッションや音楽は20年ごとに繰り返す、と言われますが、同じように今の若いお客様が見たことがなく、逆に新しく感じられているのかな?と思います。

また他の商品にも言えますが、「完璧でない、ちょっと儚さがあるもの」が好まれていると店頭に立っていることで気がつきます。

どこか懐かしいものや、あたたかさを感じる商品を自然と選ぶお客様の「感性」を見ていると不思議とこちらも幸せな気持ちになります。

どんな物を見て、心が動いて、選びとるのか?

もちろん世代や性別に関わらず、そのスイッチを押せるような店でありたいし、そのような商品を揃えていけるように、エネルギーを注いでいきたいと思っています。

そして、今のPOPEYE 世代にこの時を精一杯楽しく過ごしてもらいたい!と思います。

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