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クリスマスはたった一日
だけど、その次の日からの364日全てがクリスマス・イヴ
これは私たちのお店の大事なコンセプトなのですが、その通り毎年、1月にはその年のクリスマスについて考え始めます。
特に今年は、クリスマスのことだけでなく、世界や地球全体のことに思いを馳せて「繋がる」ことをイメージをしました。
そんな中で選んだ今年のカラーは、「キャンディピンク」
クリスマスにピンクを組み合わせすることは、2000年ごろから流行し始め、今ではクリスマスシーンに見ることが増えてきました。
クリスマスカンパニーが、ピンクを取り入れたアレンジをご紹介するのは、1999年と2006年以来15年ぶりになります。
「キャンディピンク」はピンクの中でも、今年初めてご紹介するカラーです。
ピンクとは赤に由来する色ですが、「キャンディピンク」は白が溶け合いパールがかかっていて、かわいいだけではない、なめらかな雰囲気があります。
優しさや柔らかさを想像させるピンク色の効能は、張り詰めた心や身体をほぐし、リラックスさせてくれると言われています。それでいて、心を若返らせてくれるような華やかな刺激を受けられる、そんな風に人を惹きつける色です。
また、クリスマスカラーと言われる色との相性も良くしっくりと馴染みます。
今年のクリスマスカンパニーのウインドウで一番大きなツリーに飾っている組み合わせは、キャンディピンク、ポートワイン(成熟した赤ワインの色)、ゴールドマット。
カラーを複雑に組み合わせた上級者テクニックで、大変に人気があります。
日本の住宅環境で最近多く使われている、シンプルで白い壁や家具と合わせて飾るツリーとして、違和感なく溶け込み、室内全体を引き立たせます。もちろん、伝統的な家のシックな内装にもゴージャスに彩ります。
またシルバーを合わせる事でスタイリッシュになったり、ホワイトと合わせるとガーリーな感じになります。
今までお持ちのベーシックなオーナメントに差し色として少し組み合わせることで、色と色を繋ぐ役割を果たし、ツリーの印象が自在に変わる特別なパワーのある貴重な色だと思います。
色の効果は、私たちの無自覚の中にあると考えられています。
クリスマスシーンの中にあたたかいピンク色が入る事で、その場を明るく照らし、楽しかったことや相手を思いやる気持ちを思い出させてくれるでしょう。
2021年のコンセプトには、クリスマスツリーを囲んで、緊張が解けていき、世界の人々が再び繋がっていける幸せなクリスマスを迎えていただきたいという思いを込めています。