Christmas tree history



11月も半ばをすぎ、クリスマスツリーを店頭でもECショップでもお求めになるお客様が増えてきました。
最近ではたくさんの種類のツリーが販売されていますが、私たちがこのツリーをご紹介している理由を、ツリーの歴史についてと合わせてお話したいと思います。


クリスマスツリーには、常緑樹が使用されます。常緑樹や常緑の植物はキリスト教が普及する前から、神殿に飾ったり、世界中の新年のお祝いに欠かせないアイテムとして用いられてきました。冬でも緑の葉を保つそれらは、生命の象徴であり、繁栄や不老を連想する特別な存在でした。

その常緑樹で作られた「マイエ」という緑の小枝の飾りがありました。マイエは生活や季節の様々なシーンでお祝いや祈願のために作られました。その習慣は始まりをたどることも難しいほどで、時を経て冬に作るマイエは「クリスマスのマイエ」と呼ばれるようになります。
そのマイエには「クッキーなどの菓子、リンゴ、彩色された木の実、色紙、金箔飾り」を飾ったのが、オーナメントの始まり…とも思えるものが18世紀に記録されています。マイエ飾りには食品が多く、初めは食べるために付けられていました。
このマイエは、ドイツ周辺ではモミの木の枝で作られており、その後のモミの木のクリスマスツリーの起源になったと言われています。

しかし、ドイツで始まったクリスマスツリーを飾る風習は、ドイツ以外ではなかなか浸透しませんでした。
ドイツ以外で最初にクリスマスツリーを飾ったのは1841年のイギリスと言われています。
当時の英国王室のヴィクトリア女王の配偶者がドイツ人でクリスマスツリーを王室に飾ったことがきっかけといわれています。
ヴィクトリア女王のクリスマスツリーを見た、イギリスの上流家庭でクリスマスツリーを飾るようになり、その後は一般家庭にも一挙に流行しヨーロッパ中に浸透し始めます。
それが、次第に世界中に広がっていき、各国でクリスマスツリーを飾るようになりました。日本でも1860年にプロイセン王国(現在のドイツ東北部)の使節団が公館に飾ったという資料が残っています。

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クリスマスカンパニーでご紹介するツリーは、モミの木をイメージした伝統的な形をしています。
それは、当店で販売しているオーナメントを一番引き立たせる形と考えているからです。
スッと真っ直ぐな中心からナチュラルに左右対称に枝が伸び、安定した広がりがあります。この広がりが、オーナメントを飾る時にとてもバランス良く飾りつけができるのです。下の方が広がっていると、小さなお子様が飾り付けできる部分が多くなりますので、ファミリー向けにも人気があります。
2種類の素材を使った小枝の一方を動かすことでボリュームがでます。
(例えばオーナメントの数が少なくても、隙間に枝があるので物足りない印象を与えません)また、一方の枝は、芯になるワイヤーが強く、陶器や少し厚めのガラスのオーナメントを飾っても極端に枝が下がってしまうことを防ぎます。
奥行きを出したり、オーナメントの大きさによって自由に位置することができます。

ツリーの飾り方に正解はありませんが、より美しく、楽しく飾っていただけるようにと願っています。