Christborn Ornaments 〜オーナメントの芸術品〜

 

 

11月も半分を過ぎ、朝触れる水が冷たく感じるようになってきました。寒さがクリスマスのお客様を連れて来てくれているようで、毎日多くのご来店やECショッピングでのお買い上げが増えて来ています。
クリスマスが大好きでオーナメントをコレクションされている方がお見えになり、じっくりと楽しそうに選んでおられます。

中でもドイツのChristbone社(クリストボン)のグラスオーナメントは見た人の心を惹きつける魅力があります。Mrs.Wegner(ワグナー)がデザインしたものは「オーナメントの芸術品」と言われています。クリスマスショップやドイツ国内外の高級デパートなどで取り扱っており、特にアメリカからの注文が多く人気を集めています。

クリストボン社にオリジナルオーナメントを依頼していることは以前にお話しましたが、今年はクリストボン社の自社製品のラグジュアリーシリーズもぜひ皆さまに見ていただきたいと、仕入れることにしました。

ブーツにスニーカー、ハイヒールにバッグ、、、オーナメントはキラキラとしたラメやスパンコール、グリッターでデザインされています。型も実物に忠実で、例えば靴のアウトソールは地面と直接触れるゴムの部分のデザインまで再現されています。
ブーツには細かく柄が描かれており、細いグリッターを用いて作られているファーはまるで本物の様にふわふわして見えます。オーナメントを作る時に使うものだけを使用して導き出された発想に、グラスオーナメントということを忘れて、見惚れてしまいます。

また、「ポップアートベレ」と名付けられているグラスボールも紛れもない逸品です。ベレはドイツ語でWelle(波)という意味。一筆で波打つように複数の曲線を描き上げることはシンプルな事ですがとても難しく、職人は技術だけではなくセンスも必要とされます。
波は水の様に、音の様に、または電波の様にも見えます。特にクリアのオーナメントに描かれているものは、裏になる面の波も正面から見ることができそちらの波も交差して見えます。マットなタイプと並べてみると、何度も見比べて不思議な感覚になり、ますます見ていたくなります。

このように、クリスマスらしい華やかなものからアート作品のものまで、幅広いラインナップがあります。
クリストボン社のオーナメントのフックは伝統的なオニオンの形をしています。オニオン型はヨーロッパで根付いたモチーフのひとつで、クリスマスグッズを始め、食器や雑貨でも古くから愛されています。新しさと伝統の融合はクリストボン社のオーナメントの目指す形なのだと思います。
芸術品としてのクリスマスオーナメント、ワグナーさんの技法や探究心は、業界にも先進的な役割を果たし、大きな影響を与えています。
洗練された贅沢なオーナメントを、私たちもご紹介できて光栄に思っています。

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