All I can do about that is pray.
昨年のクリスマスにウクライナのクリスマスについてブログを書きました。
https://www.christmas-company.com/blogs/blog/ukrainian-christmas
現在の緊迫する状況は、連日のニュースでご存知かと思います。
昨年のブログに書いていますが、クリスマスの移行期間は、ウクライナの人々にとって自由を手にするための時間でもありました。
今年に入りすぐに彼女達と連絡を取り、今、出来ることを早めにするように話しました。緊迫感のある日々を力強く、そしてまた淡々と仕事をこなしていました。彼女達にとって、争いは今までもとても身近なものだったからです。
クリスマスのオーナメントを早く仕入れる事で何かのサポートになれば、と思い連絡を取り続けていましたが、最後の連絡は2月21日、月曜日。
「週末には連絡します!しはし待っていてください」
その後の返事が来ることはなく、ロシア侵攻が始まりました。
情け無いことですが、いま命の危機にある彼女達にかける言葉がみつかりません。
ただただ、彼女達が発信するSNSをみて無事を確認して、祈る事しかできません。
もう一社、ウクライナには商品を仕入れている会社があり、
SNSのメッセージにキエフの写真と、彼女たちの状況を送ってきました。それは、心が締め付けられるものでした。
また、ロシアにも仕入れ先があり連絡を取りました。彼女達も、この状況を決して望んでいるわけではない様子でした。
ウクライナとロシアとの取引をしていて、私個人が感じていることですが、彼女達はとても似ています。民族的な事だけでなく、歴史的に置かれてきた環境など両者共に、大変な状況を経験してきた人たちです。そこに生活する人々は、どちらが悪いわけではなく、私達と同じように平和な生活を望む人々です。
クリスマス専門店である弊店が、この悲しく辛いニュースの話をするのは、躊躇いもありますが彼女達は、世界から見放される事をとても恐怖に思っています。
侵攻の翌日に送られてきたウクライナからのメールには今までのお礼の言葉とともに、
Please, pray for Ukraine and stay against Russia with us!「祈ってください」と書いてありました。
ウクライナの女性は、才能に溢れ、バイタリティがあり、心ある配慮に溢れた人達です。その彼女達が作り上げる物には、温かみとアイディアに加えて、技術的にも素晴らしい品々です。
彼女達の2022年のコンセプトは、「森の妖精」
その妖精達をみなさまにお届けできる日が来ることを、祈りながら待ちたいと思います。
争いを止めるには、国際社会の関心とあらゆる角度からみることが重要だと思っています。
これ以上の争いが起こらず、お互いの国民が元の生活に戻れるよう、1日も早く収束しますように。