I'm Thinking out loud. ~ひとり言ブログ~
一日いちにちと肌に触れる風の温度が冷たくなり、クリスマスが近づいてきています。
2023年の商品も続々と入荷していますが、今日はお店に届くまでのお話を。
ヨーロッパからの輸入の商品は、1月のクリスマス展示会で注文し、文字通り長い旅をして私たちのお店に到着します。そのスケジュールは各メーカーそれぞれで、いつ出来上がるのか?日本に到着するのはいつなのか?とハラハラしながら待っています。
山深い工房にあるメーカーが出荷予定日を過ぎても連絡が来ないので確認をすると
「私たちは配送会社に集荷依頼をしているのに、来ないのよ」
と言われてしまいました。日本では考えられない対応ですがこんな事が起きてしまいます。
無事に工房から出発して長い道のりを車で運ばれます。飛行機に乗ったあとも、ヨーロッパの各場所を経由して来る時は油断できません。荷物の一部が間違えて置きっぱなしになったり、載せる便が違ったりとハプニングが起こることもあるので、毎日荷物が今どこにあるのか目が離せない状況です。
出荷連絡も無しに、ある日突然日本に商品が届くこともあります(笑)
ヨーロッパでも特にドイツは、日本の労働基準法にあたる法律が厳しくそれを守らない会社は罰則対象になり摘発されます。そのため繁忙期であろうと労働時間を守り、有給休暇や病気休暇の取得が義務化されています。それは彼らの仕事の質を高め私たちの心をときめかす製品を作り出すのだろうとも思います。
でも一方でクリスマス商品などの期間が限られた仕事をしている人達は、仕事の時間を増やす事ができずジレンマも抱えているようです。
そんなこんなで日本に届いた商品たち。
ここから、クリスマスカンパニー基準の厳しい厳しい検品を受けるわけですが、それはまた別の機会に、、、。